ancoの日日日記

アンと餡子と自然が好きな私の「つづり日記」

何年ぶりかの栗拾いに熱くなる🌰

久しぶりの投稿です。

先日実家に帰省した時のこと。84歳になった母が、最近背中も丸め前屈みに歩くようになった母が、「今年は栗がサルにみつかってないよ。栗拾いに行ってくる。」とのこと。

実家は、サル、イノシシ、シカが出没するような山の山にある。

近年はサルに栗を食べられてばかりだった。「サルは栗のおいしい時期を知ってるのね」と母。今年は栗拾いができると母は意気込んでいる。坂道を歩く母の後を長靴で追いかけた。

実家の上の田んぼに父が植えた栗の木が2本ある。いつの間にかこんなに大きくなっていたんだね。

木にはまだ緑色のイガがたくさんある。落ちているイガを長靴で踏んで火バサミで栗を拾いバケツに入れていく。母がイガを集め私が長靴で踏む。繰り返し同じことをしていると無口になって足もだるくなってくるがやめられない。頭の中で「何年振りの栗拾いだろう?今の子供たちはイガを靴で踏んでポロッと栗が出てくることを知っているかなあ」なんて考えてしまうのは、おばさんだねえ。

母が栗を友達、知り合いにあげるのを楽しみに話をしてくる。皆さんが喜んでくれるといいね。話を聞きながら、背中でまたイガの落ちる音がすると振り返って拾いに行く。結局「帰ろう」と言う母に「先に歩いて帰りよって」と、いつまでも栗拾いに夢中になっている私は母に似ている。

 

栗は今年新しく買った栗むき機でむく。よく切れる。早くむける。            栗寿司、栗ご飯、栗の渋皮煮、栗の甘煮・・・・・残った栗は冷凍庫に・・・

実家の栗の木

丸々とした栗

栗拾いを頑張る84歳の母

楽々栗むき機